Age of Mythology Retold クローズベータ 感想

2024年7月14日、Age of Mythology Retold クローズベータに参加しました。
アトランティスの主神だけベータでは選べない様になっていたので、エジプト・北欧・ギリシャで遊んでみました。

まずグラフィックはAoE4とAoE3 Definitive Editionの中間位のクオリティに感じました。β版ということで完成ではなさそうなので、まだ改善されるはず。

主要なユニットやゴッドパワー等は踏襲されているものの、テクノロジーツリーは結構オリジナルのAoMとは変わっているようです。
ユニットに関しても、例えば、北欧には騎兵育成所から新規英雄ユニットのGODIが出せ、北欧にはなかった遠隔攻撃の英雄が追加されていました。ハスカールは戦士育成所に移動しています。牛車が街の人・ドワーフでの建築生産方式に変わっていたのも面白いです。

しかし最たる改修点はゴッドパワーが信仰の資源を貯めることで再使用可能になったことでしょうか。
とにかく、信仰を貯める重要性が増しているので、能動的に信仰を稼ぐことが難しいエジプトでは異なる戦略が必要になりそう。

ゲームプレイでは、オリジナルのAoMの発売日が2003年9月30日だったので、11年前の記憶がほぼなく、オーダーや戦い方は忘れてしまっていましたが、新たにオーダーを開拓していく楽しさが楽しめるかもしれません。
しかし気になったのは操作性でしょうか。
開発元はWorld’s Edge、 Forgotten Empires、 CaptureAge、 タンタラス・メディア、 Virtuos、ということでdefinitive edition以降の最近のAge of Empiresシリーズとは、別のスタジオが担当しているようですが、AoE3deのエンジンが使われているとのこと。
AoMRでの開発によってエンジンのアップデートがされた場合、AoE3deにも恩恵がありそうです。
要するにAoE4が出ている現在においてAoE3deのエンジンで開発されているため、シリーズ通してプレイしてきた私にとっては若干巻き戻り感があります。こちらのエンジンのアップデートは是非とも頑張ってほしいです。
街の人や軍ユニットのスタック(ハマり)や、かなりカメラを引きにできるせいか、ユニットや状況の視認や操作も難しく感じました。
ホットキーは非常に多く設定でき、主神毎にも異なる設定があります。
注意点としては同じキーが複数のホットキーに割り当てられている場合、無効になる場合があり、それを理解するのに時間がかかりました。一つの文明でプレイできても、他の文明をプレイする場合、他の文明のホットキーに被りがないように注意する必要があります。

2024年9月4日の発売時にはギリシャ・エジプト・北欧・アトランティスまでプレイラブルな状態で発売されそうですが、今後の新規文明の追加にも期待です。